薬剤師のユウコです。初めまして。 このコーナーでは、頭痛治療薬に関する最新情報について、私が調べてご紹介します。月1回更新していく予定です。みなさんの薬に関する疑問に答えていけるようがんばりますので、よろしくお願いいたします。
vol.1は「片頭痛に朗報!トリプタン点鼻薬は本当に効き目が早い?」です。 片頭痛に画期的な効果がみられるトリプタン系製剤※の一剤形として、点鼻薬(イミグラン点鼻液)が、2003年6月に発売になりました。これまで、トリプタン製剤は皮下注射、内服薬などが発売されてきましたが、点鼻薬は携帯できる手軽さと注射に近い即効性を持つすぐれもの。今回は、この点鼻薬について調べてみました。 ※トリプタン系製剤は病医院で処方されるお薬です。
点鼻薬は、その名のとおり鼻に噴霧する薬です。鼻の粘膜から吸収されるため、小腸の粘膜から吸収される内服薬よりも血中に移行する時間が短くてすみ、使用後約15分で効果が現れます。同じトリプタンでは、即効性で最も優れているのは皮下注射ですが、注射は病医院に行かなければ受けられません。錠剤は携帯に便利ですが、効くまでに少々時間がかかる点が難点でした。その点、点鼻薬は携帯できるうえに、効果が現れる時間が内服薬より短くてすむという利点を持ち合わせています。 また、吐き気が強い人の場合、せっかく内服薬を飲んでも吐いてしまったケースもあったと思いますが、点鼻薬ならその心配もありません。
片頭痛患者に対するアンケート調査の中間報告では、点鼻薬とこれまで処方された薬を比較して、次のような結果が出ています。
(グラクソ・スミスクライン社 7/8 プレスリリースより)
点鼻薬の効果や効果発現までの時間については、患者の6〜7割の人が高く評価していることがわかります。
点鼻薬を安全に使用するために、特に気をつけなければいけない点を「くすりのしおり」や間中先生のお話からまとめてみました。
|薬剤師ユウコのお薬最新情報Topへ戻る|
COPYRIGHT © 2001-2007 SheSmile.net ALL RIGHTS RESERVED.