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ここに注意、子どもと頭痛薬

小児の頭痛は、ほとんどがかぜによるものと言われていますが、中にはかぜの症状がなくても頭痛を繰り返す子どももいます。大半は成人と同じ慢性頭痛で、家族に頭痛持ちの方がいる場合に多いようです。今回は、子どもに頭痛薬を飲ませる場合の注意点を紹介します。

市販薬を服用させる場合

小さな子どもが頭痛を訴えても、短時間で治り、機嫌も悪くないようであれば特に薬を飲ませる必要はありません。激しい頭痛を繰り返す場合、吐き気を伴う場合には、一度小児科で診察を受けてください。そのうえで慢性頭痛と診断されたら、市販薬で効果がある場合には市販薬で対応することが可能です。
市販薬を選ぶ場合、「小児用」「ジュニア」などと明示されている解熱鎮痛薬を選んでください。子どもにも服用しやすい剤形(チュアブル、小錠剤、坐薬など)であるばかりでなく、主成分が小児に安全性の高いアセトアミノフェンだからです。適応年齢は、商品によって「7歳以上」「5歳以上」「3歳以上」など違いますので、子どもの年齢に合ったもので、服用しやすいものを選ぶとよいでしょう。
小児用のかぜ薬にも解熱鎮痛成分が含まれていますが、かぜ薬でなく、痛み止め専用の商品を選んでください。注意点として、シロップ剤は「熱・痛み用」であっても、かぜ薬の成分が含まれていますので、かぜの症状がなければ避けるようにしてください。
服用時には、服用する量や服用間隔など、添付文書(説明書)をよく読んで、その内容に従ってください。

市販薬で対応できない場合

市販薬では治まらないような激しい頭痛の場合、また市販薬の服用回数が月10回以上と多い場合には、医師を受診してください。小児科の先生が対処できないという場合には、頭痛に詳しい神経内科、内科などの医師の診察を受けたほうがよいでしょう。子どもには少ないと考えられがちな片頭痛ですが、小児で発症する場合も多いことがわかってきたようです。市販薬で対応できない片頭痛には、小児の場合でも頭痛に詳しい医師の積極的な治療が必要です。なお、処方された薬の服用に関しては、医師の指示に従い、注意事項を守るようにしてください。

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