片頭痛でトリプタンを使っている方がずいぶんと増えてきたように思います。みなさんはトリプタンを上手に使って頭痛のコントロールができていますか? あまりトリプタンの効果が感じられないという場合には、まずは服薬のタイミングについてチェックしてみましょう。そして、今回は服薬のタイミングを逃してしまったときにも有効な点鼻薬の使い方をご紹介します。
トリプタンには注射、錠剤、点鼻と3つの剤形(お薬の形態)があります。一番よく使われているのは口から服用する錠剤で、みなさんも通常はトリプタン錠をお使いの人が多いと思います。 トリプタン錠を服用するときは、タイミングが非常に重要です。片頭痛の痛みが始まったら、できるだけ早く、痛みが軽いうちに服用しましょう。初期に服用すればよく効くトリプタン錠も、タイミングを逃して痛みがひどくなってしまってからでは、効かないことがありますので、早めの服用がとても大切です。
とはいえ、痛み始めにタイミングよく服用できないこともありますね。タイミングを逃して痛みがひどくなってしまったときや、朝起きたときには頭痛がひどくなってしまっていたというときにおすすめしたいのが、点鼻薬です。 錠剤は口から食道を通って、消化管(胃や腸など)から吸収されますが、点鼻薬は鼻粘膜から吸収されるため、点鼻薬は錠剤に比べて体に吸収される速度が速いという特徴があります。そのため、頭痛が始まってからどのタイミングで服用しても、速やかに効果が得られることがわかっています。 痛みがすぐに激しくなってしまう人や、錠剤を服用するタイミングがなかなかつかめない人は、点鼻薬を試してみるとよいでしょう。 また、片頭痛と同時に吐き気が起こり薬をのむのが難しい人や、実際に薬をのんでも吐いてしまうという人にも点鼻薬が適しています。 普段は錠剤でうまくコントロールできている人も、タイミングを逃してしまったときのために、錠剤と点鼻薬の両方を処方してもらってうまく使い分けるようにすると、頭痛のコントロールがもっとうまくできるようになるかもしれません。
最後に錠剤・点鼻薬それぞれのメリットと、使い分けのポイントをまとめますので、参考にしてみてください。 【錠剤のメリット】
こんなときには錠剤を
【点鼻薬のメリット】
こんなときには点鼻薬
頭痛と上手につき合っていくためにも、お薬の特徴をよく理解して服用のタイミングや、剤形の上手な使い分け方を見つけてくださいね!
〔トリプタン系製剤 製品・剤形一覧〕
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