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賢い薬の選び方

薬に関するお話を薬剤師ユウコがお届けするこのコーナー。今回のテーマは「賢い薬の選び方」です。
あなたの頭痛に合った頭痛薬を、できるだけ早く見つけるにはどうしたらよいのか、市販薬と処方薬に分けて考えてみました。ぜひ参考にしてくださいね。

市販薬の賢い選び方

市販の頭痛薬は、解熱鎮痛薬と言われる種類の薬です。主な鎮痛成分としてアセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンなどを含みますが、単一の成分のものや、鎮痛薬以外の成分を組み合わせたものなど、数多くの種類があります。一般に、比較的安全性が高いのはアセトアミノフェン、鎮痛作用のほかに抗炎症作用が強いものがイブプロフェンという特徴がありますが、程度の差はあっても、胃を荒らす副作用に注意が必要です。また、多くの市販の頭痛薬の中から、自分の頭痛に効く薬、体質に合った薬を見つけることは、そう簡単ではありません。市販薬の選択にあたっては、次のような点に注意してください。

  • 効果がわかりやすいように、成分が1種類の鎮痛薬を選ぶほうがよい。
  • 以前に飲んだことがあり、効果が実感できなかった薬と同一成分の薬は除外する。
  • ピリン系解熱鎮痛薬であるイソプロピルアンチピリンを含む薬はアレルギーを起こすことがあるので避けたほうがよい。
  • 薬の種類などわからないことがあれば薬剤師に相談する。
  • 2〜3種類の市販薬を試しても効かないときは、医師に相談する。

処方薬も選べる?

「処方薬は医師が選んで処方してくれるもの。薬が効かなかったらあきらめるしかない」と思っていませんか? しかし実際には、医師が最初に処方した薬がすべての患者さんにピッタリ合うというわけにもいきません。たとえば、片頭痛の場合に処方されるトリプタン製剤でも、成分の違いや錠剤か点鼻薬かといった剤形の違いで効果の現れ方が違うことがあります。
大切なのは、指示通りにきちんと服用して、自分なりに効きぐあいを評価し医師に伝えながら最適の薬剤を見つけることです。効き目が「もう一つ」と感じて別の薬を試したい場合には、遠慮しないで医師に相談してみましょう。
ただし、医師のアドバイスも聞かずに「○○○は合わないので×××をください」などと断定的に言うのは禁物。医師との信頼関係を損なってしまいます。服用のタイミングなど、アドバイスに従って自分なりに工夫をしてみることがまず必要です。その上で処方薬について、医師に希望を伝えるソフトな言い方を試してみましょう。

  • 鎮痛薬では効果のない頭痛がときどき起こります。片頭痛であればトリプタンを試してみたいのですが。
  • 前回いただいた○○○よりも、もう少し効果が早く現れる薬があれば嬉しいのですが。
  • トリプタンにもいろいろな種類があるそうですね。いろいろ試して自分に合うものを選びたいのですが。
  • 吐き気が強く、薬を飲んでも吐いてしまうことが多いので、点鼻薬を試してみたいのですが。
  • 外出先で、水なしでも困らないような形の薬がほしいのですが。

医師とうまくコミュニケーションしながら、早く自分に合った処方薬を見つけましょう。

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